ツイッターでじっちゃま @hirosetakao のツイートをいつも見ています。
投資情報の中に人生の知恵や勉強になることを沢山ツイートされているんです。
そのツイートが素晴らしすぎる・・・ということでまとめてみました!
ツイートだと流れていってしまうんですよね(T_T)
それが残念すぎて・・・。
▼じっちゃまのTwitter
https://twitter.com/hirosetakao
★今日は2020年9月25日のツイート
【「相手の立場になってものごとを考える」ということを、いま教えている。】
知見がポロリ。何や、お前も知っとったんか、このテク(笑) https://t.co/EdXnSdoMVI
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
モデル業界を巡るマクロ経済的な話をしようか?
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
まずモデル・エージェンシーには IMG, Elite, Ford Models, Inc., DNA, NEXT, The Lions, Women 360, Wilhelminaなどがある。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
このうち上場して株式を公開しているのはウィルヘルミナのみ。その開示情報から、かなりモデル業界の内側が推察できる。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
ウィルヘルミナは「中の中」くらいの規模だろう。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
登録モデルは2100人いる。モデル一人当たり年間売上高は378.9万円。一方、エージェンシーがモデルに払ったフィー(Model cost)は272.3万円。ペイアウトレシオは72%という計算になる。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
モデルの世界も、他のビジネス社会同様「80:20のルール」が働いているはずだ。すなわち、上位20%のモデルが稼ぎの80%を叩き出している。するとモデルの年収272.3万円というのはあくまでも平均値に過ぎず、実際にはそれよかずっと稼げてないモデルの方が多い。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
モデルさんのキャリアは短い。せいぜい3から4シーズンで消えてゆくモデルさんが大半。だからモデル・エージェンシーと契約したらテキパキ自分を売出し、メジャーにならないといけない。プレッシャーがすごい。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
モデルさんは、まず母国のモデル・エージェンシーによって「発見」されることが多い。そのような、最初に所属するモデル事務所をマザー・エージェンシーという。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
マザー・エージェンシーは、たとえばキエフ、ミンスク、トビリシetc.など東欧に多い。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
それらのマザー・エージェンシーはNY、ロンドン、パリ、ミラノ、東京、ソウル、北京などのモデル・エージェンシーと「友好店」関係を築いており、モデルを融通し合う。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
それらの大都会にあるモデル・エージェンシーはデザイナー、雑誌、広告代理店など、これまた沢山のクライアントとビジネスをしている。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
整理すればマザー・エージェンシーはモデルさんを発掘するところ、大手モデル・エージェンシーはそのモデルさんを売り込むところ。
普通、キエフ、ミンスク、トビリシなどでスカウトされたモデルさんは、NY、ミラノ、ソウル、東京には1回ないし2回程度仕事で来られればラッキーなほうだろう。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
ロシア妻が言う「フォロワー3,000人以下のモデルをフォローしろ!」というのは、つまりこの知見に基づいていると俺は思う。
モデル業界は、言ってみれば精肉器みたいなものだ。スカウトされたら、突然、激しい競争の中に放り込まれ、使い潰される。過酷な世界。これをわかってない人が多い。 pic.twitter.com/TEzf7x5lDX
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
ま、投資銀行も似たようなもんだけどな。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
モデルさんの大都会への憧憬は強い。Bright lights, big city……
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
するとモデルさんは競争を勝ち抜いて初めて憧れの東京に来てバタバタと仕事して、後ろ髪を引かれるような思いで日本を去る。(わたし、また日本に来れるかしら、、、)という感じ。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
モデルさんは「モデル・ビザ」で来日します。それはつまり「ワーク・ビザ」に他ならない。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
この「仕事」と「ビザ」との関係がモデルさんに常につきまとう。
もっと単刀直入な言い方をすれば、じっくり日本に腰を据えてチャンスを掘り起こせば、それなりに仕事を「創れる」モデルさんでも、ワークビザの関係でそれが出来ない人が大半だ。もうひとつ、日本のローカルで戦うメリットは、「使い潰し」の色彩が強いモデル生命を、すこしでも延命することが可能。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
ましてや近年ではインスタグラムなどの普及で、モデルさんとインスタグラマーの境界がとてもぼやけてきている。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
つまり「プリント(印刷物)」「ランウェイ」だけがモデルさんの稼ぐ経路ではなくなってきている……
時代の流れから言ってモデルさんが自分のインスタとかにもっとちからを入れるのは当然だと思う。それは「営業」なのであり「失業保険」に他ならない。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
ちなみにモデルさんの「来日!」スケジュールは、そのモデルさんの母国マザー・エージェンシーと親密な関係にある日本のモデル・エージェンシーが「〇〇ちゃん、何月に来日!」という風に顔写真とともに宣伝します(笑)
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
なぜならその短期間にどんどん仕事を取らないといけないから。
でも、ストーカーみたいなダサい真似はやめろ!(笑)
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
まず自分の気に入ったモデルをインスタでフォローし(=フォロワーすくない人のほうがいい)、その人がどのマザー・エージェンシーに所属し、日本ではどのモデル事務所がそのひとを扱っているのか?を突き止めろ!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
そのモデルさんのインスタが更新されたら、ポジティブで軽~いコメを残すこと。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
これは自分のインスタ上での名前を、モデルさんにおぼえてもらうためにやる。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
そして彼女が来日したら、日本のモデル・エージェンシーに「〇〇さん宛て」とモデルさんの名前をちゃんと書き、花束を届ける事。エージェンシーのブッカーさんは「あ、〇〇さんに花束、届いていたよ」と伝えてくれるはず。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
モデルさんにとって東京への憧憬は強い。仕事のプレッシャーもすごい。いつ「使い捨てポイ!」されるかわからない……(自分には東京への足掛かり、橋頭堡が必要だわ…)と感じる。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
それだけで十分な動因だ。
ま、おれがこんだけ丁寧に教えていても「実際にGetしたことあんの?」とかリプ垂れているヤツ居るけど、すごい知見であることにすら気づけないホントおつむの弱いひとたちだな🤣
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
株やらせてもダメ、仕事やらせてもダメ、ナンパやらせてもダメなわけだ。
「相手の立場になってものごとを考える」ということを、いま教えている。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年9月25日
(え、モデルさんって、そんなに薄給なの?)
(え、ほぼワンチャンスしかないわけ?)
(え、東京に対してそこまで憧憬を抱いているわけ?)
それがinsights。
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